MESSAGE

僕は茅ヶ崎で育って、子供の頃は釣りに没頭し、21歳でスキューバダイビングを始めました。すこし前までは水中カメラマンとしても活動しており、日本各地の海に2000本以上は潜りました。おかげさまで映画やドラマ、CMでも弊社は沢山お仕事をいただいています。

創業から10年経って念願の自社船とのちに天王洲で今の自社桟橋を手に入れました。まさに魚の水を得たるがごとし。クルーズ、船上ウェディング、水中撮影、海洋教育、海洋散骨、自社桟橋運営、飲食店運営など、多岐にわたる事業を展開して、今年創業33周年を迎えます。

東京都は物流だけでなく観光・レジャーなどへも東京港湾の門戸を開き、港区や品川区も、現在は水辺の利活用に関して前向きな姿勢です。水質も改善されてきていて、魚や水鳥などの生き物も豊富で、日本の他地域へのアクセスもいい。ポテンシャルはとても高いのです。

島国の日本、特に東京はもっと遊びやライフワークに水辺を活かしたいですね。僕の根底にはそんな想いがずっとあります。江戸時代のような、水辺に大勢の人が集まる賑やかな文化をまた築けるように、共に働く仲間と、喜びや感動、そして水辺のプロとして活躍してくれる人をいつも求めています。
経験は是非ZEALで積んでください♪

JOB

東京湾を舞台に働いてみませんか?

レストラン、クルージング、観光、水中撮影など、働く仲間はスペシャリストたち。
でも、安心&安全を守る仕事ですから、初心の心は忘れません。
海が好き、人との繋がり、感動や喜びを届けたい。そんな方を募集しています。
経験が少なくても心配せず、私たちから学んください。すてきな仲間をお待ちしています。

▼下記クリックで求人詳細へリンクします▼

ZEALTALK

#10

撮影のコーディネートに向き合い9年。
より良い映像を世に生み出すために

浅見 奉史さん

部署:クルーズ事業部

中途採用社員が多数を占めるジール社の中で、新卒で入社した浅見さん。撮影事業部の一員として、多岐にわたる撮影のコーディネートを手掛けています。生き物が好きで、もとは飼育員に憧れていたという浅見さんが、いかに海や船と巡り合い、ジールに入社したのでしょうか……?時に体を張って(!)、日々水辺の映像と向かい合い続ける浅見さんの想いに迫りました。

「生き物が好き」が高じて、

水族館の飼育員を目指した学生時代

―出身地や生い立ち、趣味をお聞かせください。
東京都青海市です。山と川に囲まれた、自然豊かな土地でした。
―幼少時は、どんなことに興味を持っていましたか?
生き物や自然に触れ合うのが好きでした。山でカブトムシを獲って、卵を産ませたり……。テレビでバラエティ番組を観るのは好きだったのですが、その頃は特に撮影に興味があるわけではなかったんです。ただ、自然が好きだったので、幼い頃から海は好きでしたね。
―最終学歴ではどんなことを専攻されていましたか?
専門学校で、水族館の飼育員を目指していました。ただ、多岐にわたる幅広いことが学べる学校で。専門学校時代に、小型船の免許を取ったんですよ。そこから船や海に興味がわきました。
―学生時代に船の免許を取得するって、すごいですね。
弊社では、半分くらいの社員が船舶免許を持っています。自動車の免許を取る感覚で、実は小型船舶免許はそこまで難しくないんですよ。
―ジール社へは、ご自分で応募されたのですか?
はい、小型船を動かせる職業や会社を探していて、自分で応募しました。その時に応募したのは、運航事業部だったんです。
―もとは撮影事業部志望ではなかったんですね!?
はい、その時は、中途採用の方で運航事業部の枠が埋まってしまっていて。「撮影事業部ならある」と、たまたま言われまして。
―たまたまで撮影事業部に入るというのも、すごい引きです。具体的に、どんなお仕事をされているのでしょうか?
映画やドラマ、CM、水中撮影など、さまざまなロケの手配やコーディネートを行っています。プロのダイバーさんに依頼することもあるのですが、その安全管理も担当しますね。

凍てつく寒さの中、

真冬の中禅寺湖で体を張ったことも

―これまでに、一番印象に残ったお仕事は何でしょうか。
忘れられないのは、SPドラマ『犬神家の一族』(フジテレビ系列、2018年放送)を撮影した際、真冬の中禅寺湖に入ったことですね。湖から二本、逆さまに足が突き出ているシーンを撮影した際、美術を設置しました。手袋をはめていたのですが、真冬だったのでどんどん凍り付いてきてしまって(笑)。寒さも厳しいですし、なかなかにハードでした。ですが、ドラマのエンディングで表示されるクレジットに、自分の名前を載せてもらったことはやはりうれしかったです。
―毎回、どんな大変な依頼があったりするのですか?
けっこう無茶ぶりされることもありますが(笑)、無理難題だとしても、極力「できない」とは言わないようにしています。どう段取りをすれば、お客様の理想や要望に近づけるかを考えますね。弊社は社長自ら、「できる」と言うタイプなんです。
―素晴らしい心がけですね。他にも、何か気を付けている点はあるのでしょうか?
カメラマンも、ダイバーも船長も、撮影は9割以上外部スタッフの方に協力をお願いすることが多いです。そのため、皆様が気持ちよく仕事できるように心がけています。
―ジールに入社してから、何かご自身の変化はありましたか?
子供な頃は、人と話すのが苦手だったんです。ですが、ジールに入社して、いろんな人と関わっていくのにつれ、人前で話すのにも慣れてきました。人と喋ることが、苦じゃなくなったんです。誰かとコミュニケーションをとるのが、好きになりましたね。

夢は大きく!

ハリウッド映画にも携わりたい

―今後の目標はありますか?
現在でも、NetflixやAmazon Primeなど、配信系の映像作品の撮影協力には携わっています。海外の作品は予算などの関係上、なかなか難しいのですが、それでも日本に海外の制作チームが撮影に来た際は、「ぜひジールさんで」とお声がかかるようになりたいですね。ジールに入社して、早くも9年目になりました。夢は大きく、ハリウッド作品にもいつか携わってみたいです!
ジールへの入社を考えている方に向け、何かメッセージをお願いします。
ジールは自社・提携含めて多様な船があって、ウエディングなど事業も多岐に渡ります。船や海が好きな方だったら、向いていると思います!
普段から映画鑑賞が好きで、特にSFアクションが好きと語る浅見さん。アメリカのアカデミー賞で視覚効果賞を受賞し、日本アカデミー賞でも8冠に輝いた「ゴジラ-1.0(マイナスワン)」を鑑賞した際、船が出てきて「これに参加したかった!」と強く思ったそうです。撮影事業部は浅見さんと、水中カメラマンを務める齋藤さんの二本柱。たった二人とは思えないほどの実績を重ねています。若きエースが手掛ける映像作品に、今後も目が離せません。
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